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錦織圭ファイナル

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錦織圭選手の2015年を振り返ってみましょう。
錦織圭選手といえば、2014年の活躍を思い出します。
2014年には全豪オープンで準優勝をしています。
それも、当時ランキングNO1のジョコビッチ選手を破っての準優勝でした。
その時の感動は日本中に知れ渡ることになりました。
その頃から、テニスファンが一気に増えたと言っても過言ではないのではないでしょうか。
それだけ、錦織圭選手の成績は抜群のものでした。
ついにテニス界のスーパースターが現れてきたと思った瞬間でもあります。
ここまでの活躍を錦織圭選手に期待をしてなかったので、予想以上の成績には日本中がびっくりしているのではないでしょうか。
ただ、本人にしてみれば、この成績は当然のものだったのではないでしょうか。
2013年のオフシーズンからの錦織圭選手の2014年にかける思いがわかると思います。
コーチにマイケルチャンを招いていて、メンタルの部分での成長は著しいものがあったのではないでしょうか。
錦織圭選手に強いイメージを植え付けることに成功したオフシーズンだったと思います。
これ以上ないオフシーズンを終えていたのです。
それだけではなく、練習量も例年にない練習をしてきていたようです。
体幹を鍛えるトレーニングから新しくサーブの威力を増すための努力などあらゆる面で今よりも1ランク上にあがったオフシーズンでもあったようです。
2014年のシーズンが始まる前に、準備は出来ていたように思えます。
もう一歩のところで全豪オープンの優勝もあったのではないかと思います。
ジョコビッチ選手に勝ったことで、安心した部分があったと思います。
技術的なことよりも、メンタルの部分で決勝戦では隙があったのではないでしょうか。
その隙を突かれて優勝を逃してしまったと言えます。
本当に惜しかった一戦でした。
ただ、この大会でいままでやってきたことが間違っていなかったということを実感できたのではないでしょうか。
それから最終的には世界ランキングの5位となり、ワールドツアーファイナルに出場することができるようになりました。
日本人でも初めてのファイナルへの出場です。
フィナルへ出場出来るのは、その年の世界ランキングの8位までに与えられる出場権をついに錦織圭選手は獲得してしまいました。
それも運ではなく、実力でしっかりと勝ち取りました。
錦織圭選手のワールドツアーファイナルでの成績には、その年の錦織圭選手の実力がそのまま出たものだと思っています。
それだけ錦織圭選手は時の人になっていました。
ラウンドロビンではグループリーグを突破して決勝トーナメントの準決勝では負けてしまいましたが、実力通りの1年を過ごしたのではないでしょうか。
あの時に、グループがジョコビッチ選手と一緒のグループにいたら、決勝までも行くことができたのではないでしょうか。
そう思うのは私だけでしょうか。
ファイナルへの出場をするだけでも大変なことなんですが、そのファイナルに2015年も出場しています。
なんということでしょうか。
悪い悪いと言われていた2015年の錦織圭選手の成績ですが、後半戦を見ていると、ワールドツアーファイナルに出場できるほどの成績を上げてきたとは思えませんでした。
それだけ錦織圭選手の2015年の後半戦の戦いは、ひどいものでした。
粘りなくあきらめが早かった後半戦の戦いだけを見ていると、どうしてワールドツアーファイナルに出場できたのだろうかと思いました。
それでも、2015年のランキングは最終的には8位をファイナリストになる出場資格を得ていました。
びっくりしてほんとなの?と思ってしまったぐらいです。
ラウンドロビンではランキング1位のジョコビッチを筆頭に3位と6位の選手と戦うことになりました。
このファイナルのメンバーを見てから、1章もできないで惨敗するものと思っていました。
2015年の後半戦の錦織圭選手の戦い方を見ていたら、とてもではないが同じグループのメンバーには1勝もできないと思っていました。
それだけ期待ができるような戦い方をしてこなかったと思います。
ファイナルの前の最終戦は棄権をしてその前の大会では、1回戦敗退とどう見てもファイナルで勝てるような状態ではなかったのではないかと思います。
それも、体と精神の両方の面でどうしても勝てるとはおもっていませんでした。
ファイナルで恥ずかしい試合をしてしまって、2015年の集大成となるのではないかと思っていました。
それは、ファイナルの第1戦のジョコビッチ戦まではそう思っていました。
ジョコビッチとの1回戦ではなんと1-6、1-6でジョコビッチに乾杯をしていました。
この戦いを私も少し見ていましたが、完全にジョコビッチに力負けをしているのを感じました。
相手のサーブでは序盤1度もポイントを取れなくてラブゲームで負けていたのを見ていると今年の錦織圭選手を象徴しているような戦いでした。
だれもが、錦織圭選手の試合に落胆したのではないでしょうか。
それだけ完全に力負けしていました。
2014年に錦織圭選手がジョコビッチ選手に戦った時とは違い生気を全く感じることができませんでした。
ラリーの時でも粘りのないラリーをしていて、ミスを連発していたように見えました。
悪い時の錦織圭選手を見てしまいもうだめだと思っていました。
残り2戦も同じように、力ない戦いをして、乾杯するものと思っていましたが、それが違っていました。
それが、全く違った闘い方をしている錦織圭選手がそこにはいました。
ベルディヒ戦の戦い方には22014年の錦織圭選手を見ることができました。
錦織圭選手よりはランキング上位の選手なので、負けても仕方がないのですが、これが粘りがあり見ていて久しぶりに楽しい試合を見せてもらいました。
第2セットを3-6で落とした時点では、このままストレートで負けるのではないかと思っていましたが、それから強い錦織圭選手が現れてきました。
粘りのあるいつもの錦織圭選手がついに出てきました。
最終的には、7-5、3-6、6-3で勝ってしまいました。
この時点でもしや次のランキング3位のフェデラー選手に勝てるのではないかと思いました。
ただ、この時点で、錦織圭選手が決勝トーナメントに出場することができるには、錦織圭選手がフェデラー選手に勝って、ジョコビッチ選手がベルディヒ選手に負ける必要がありました。
これ以外錦織圭選手が、決勝トーナメントに出場することはできませんでした。
このこともあり、錦織圭選手がフェデラー選手との戦いでは接戦にはなりましたがそれ以上の戦いが出なかったのではないでしょうか。
メンタルの部分で勝ちたいという気持ちがなくなっていたように思えます。
フェデラー選手には惜しくも1-2で破れてしまいましたが、この試合でも2014年の錦織圭選手の顔を見ることができました。
2015年の錦織圭選手のファイナルでの戦い方にはびっくりしました。
経った2週間程度でこれだけ買われるのにはびっくりです。
惜しまれるのが、ジョコビッチ選手と第1戦で戦っていなければ、別の成績になっていたのかもしれません。

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